貯金じゃなくて投資をしよう後編【お金が紙切れに!?】
「喉乾いたなぁ~コーラでも買うか、、、、1200円あったかなぁ。」
「ジュース1200円て、どこのディズニーランドや!」と思ったあなた。
世界各国で起きてるんですよ、この現象、デフォルトって言います。
どうもチートデイマンです。
今日は前回、前々回に続いて貯金と投資の話をします。
前回のブログを見てない方は是非見てください。
①前編
貯金じゃなくて投資をしよう前編「そもそも正しい投資とは?」 - CHEATDAYMANの部屋
②中編
貯金じゃなくて投資をしよう中編「投資信託ってぼったくり商品だらけ!」 - CHEATDAYMANの部屋
中編までの結論は
でしたね。
今回は前回少し触れた、実際のリターンと貯金のデメリットについて書きます。
要はいくら儲かるの?
貯金の何が悪いの?
の2本立てです。
ところで楽天証券の簡単シミュレーションやりました?
実際にやると下記のようになります。
毎年40万円、20年間、年利7%で。
手出しは800万円、残るお金は17,190,580円
老後2000万円問題まであと300万です。
30年続けるなら
1200万円が40,259,043円
、、、、、改めてすごいな複利。
ただ疑り深い方からは
「未来の金利が7%とかあなたの想像でしょ?事実を知りたいんですよ私は!」
って声が聞こえてきそうです(笑)
未来予想は誰にもできませんので、
今回過去のデータから検証します。
もし僕が、あなたが、1990年から2020年まで毎年40万円米国株を積み立てていたら資産はいくらか?
ちなみに貯金だと過去30年の普通預金平均金利が約0.7%(総務省データを元に杉並区が作成)
12,000,000円 → 160,184,591円
増えるのは増えますね。
では米国株(S&P500)はどうでしょうか
12,000,000円 → 約60,000,000円!!
6000万円て、、、
これはポートフォリオビジュアライザーというサイトで確認できます。
えげつないでしょ。。。。
この間もちろんリーマンショックやITバブル崩壊など試練もありましたが。
それらをバネにして跳ね上がってます。。。
(積み立て投資がなぜ不況をまたぐと強いのかはまた後日説明します)
世の中給料が上がるスピードより株式市場の上昇の方が早いんですよ。
有名な経済学者ピケティさんの論文でこのような物があります。
r>g
r:資産運用(投資)によって生まれる富
g:労働で生まれる富
21世紀の資本 | トマ・ピケティ, 山形浩生, 守岡桜, 森本正史 | ビジネス・経済 | Kindleストア | Amazon
要は投資してる人と、貯金しかしない人は大きな差が開き続けると言ってるんです。
貧富の差です。
では次に冒頭でも触れた貯金のリスクについて書きます。
皆さんに質問です
「30年前の1万円と現在の1万円は同じ価値でしょうか?」
もちろん違います、30年前の社会人の初任給は約12万円です。
2倍もお金の価値があったんです、逆に言うと今は1/2になってるんです。
「それは戦争とかで物がなくてでしょ!今は平和なんだから!」
と思ってるあなた、本当にそうでしょうか?
自国通貨の価値が激減してる国は多数あります。
有名なのはジンバブエですね。
最近だとトルコのリラ、アルゼンチンのペソ。
これらは米国$に対してこの10年間で約1/10ほどの価値に成り下がりました。
日本の円は本当に大丈夫でしょうか?
アベノミクスは年間2%インフレを加速させようとしています。
要はお金の価値を毎年2%ずつ下げようと印刷しまくろうとしてるんです。
米国バイデン大統領の経済対策も同じです。
仮にアルゼンチンやトルコのようにはならないとしても、
毎年2%ずつお金の価値を下げようとしてます。
これは貯金するのをやめさせて経済を回すための対策です。
お金は金などのコモディティではなくただの紙切れですから、
増やそうと思えばどれだけでも増やせるんです。
そしてアメリカも日本もお金を印刷する政策を推し進めてるということです。
みなさんの1万円は30年後、1万円の価値があるのでしょうか?
これが貯金をやめた方がいい理由です。
もちろん3か月分くらいの生活費は現金で持っておいてくださいね。
何かあると大変なので。
今回で「貯金をやめて投資をしようシリーズ」は終了です。
ありがとうございました、今後もこの投資シリーズはやりつつ他の事もアウトプットしますね。
「老後じゃなくて今の生活をよくしたいです!」
「腕を太くするにはどうしたらいいですか?」
「お肉のおいしい食べ方」
などなど
またお会いしましょう。
ばいばい